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2011年5月26日木曜日

梅雨シーズンの敵

こんにちは。本日ブログ担当の桑原です。
梅雨の季節になってきて、最近は毎日ジメジメした天気が続きます。

どうしても湿気が多くなるこの季節、心配になってくるのが、「カビ」です。
次の4つの条件が揃うとカビが繁殖します。

【1】湿度:カビは水と仲良し。湿度が75%を越えると元気に。
【2】温度:高めの気温が好きで、20℃を超えると活発化します。
【3】栄養:食べカスや衣類、木、プラスチックなどほとんどのものがエサ。
【4】酸素:カビも生物なので、酸素を必要とします。


カビを放っておくと…
独特な臭いや見た目も不快なカビですが、食中毒や水虫の原因となったり、
ダニを発生させてアレルギーなどを招くことも。
家具や土台など住まいにもダメージを与えます。

カビが育つ条件のうち、ある程度コントロールできるのは湿度。
湿気を閉め出すことが、カビを防ぐカギとなります。
場所ごとに湿気対策のポイントを見ていきましょう。


■浴室
家の中で最もカビの出やすい浴室は、「湯上りのひと手間」が大切。
入浴後、カビの栄養源となる石鹸カスなどの汚れをこすり、シャワーで流します。
換気も忘れないように。

■洗面所
洗面台でも石鹸かすや水滴は大敵。使った後はタオルで拭いておきます。
バスマットも湿ったら床に置いておかないことが大切です。

■キッチン
水蒸気が発生する場所なので、調理中や食器洗いのときには換気扇を回します。
冷蔵庫内はきれいに拭いて、清潔にしておきましょう。

■玄関
雨で濡れた靴や傘は乾かしてからしまうこと。
一日履いた靴は、一晩玄関に置いてから収納します。

■リビング・寝室
棚やソファなどの家具が壁に密着していると裏側がカビやすいので、
5センチ程度離して設置します。
水槽、観葉植物は風通しのよい場所に移動しましょう。

■エアコン
定期的なフィルターの掃除が大切です。
運転開始時は窓を開けておくようにしましょう。


もしもカビができてしまったら、写真にもあるウェットティッシュタイプのカビ落とし「カビ取りウエットクリーナー」があれば、サッと拭き取ってスッキリ。



塩素を含まないので、衣類や壁紙でも色落ちしません。
出始めの段階で取りきれれば、大がかりなカビ退治に発展しないはず。
後回しにせず、すぐに処理することが肝心です。


梅雨シーズンを迎えた今の時期、私も気づけば掃除しながら過ごしています。
やっぱり部屋がキレイだと心も弾みますよね。

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